主に使用する調味料10選

 

こんにちは、今回は主に使用する調味料10選についてご紹介します。

砂糖

砂糖は甘みをつける以外に、照りやうま味、コクを出すときなどにも使用します。精製の度合いによって黒砂糖・三温糖など、色や風味によって違いが出てきますが、初めての自炊の場合は一番ポピュラーな上白糖を使用するのがおすすめ。市販されているレシピ本も上白糖を基準に書かれている場合が多いです。また、甘みに癖がなく溶けやすくて使いやすいのも特徴。

料理に慣れてきたら黒砂糖・三温糖など試してみてはいかがでしょうか。砂糖の種類で料理の味が変わったりするので、自分の一番が見つかるかもしれません。

味付けのほか、生の食材にすりこむと水分が染み出してくるので、水分を抜きたいときなどに活用します。そのほか魚などの臭みを取るためにも使用することも。調味料として少量使うイメージがありますが、食材の上に昆布をのせ全体を塩で固め蒸し焼きにする 塩釜焼 という調理方法もあり、使い方は無限大です。

塩は種類も多く藻塩・あら塩・岩塩など多様です。初めて調理に挑戦される場合は食塩(精製塩)が扱いやすくお勧めです。

みりん

うま味や照りを出したり、煮崩れを防ぐ効果があります。また、魚や肉の臭みを取り除く場合に使用することもあります。みりんは大きく 本みりん・みりん風調味料・煮切りみりん の3種類に分けることができます。初めて調理に挑戦される方は本みりんがお勧めです。多くのレシピ本でも本みりんを使用した方法が紹介されています。

料理に使用する場合には調理の序盤に使用すると、より美味しく味が整います。本みりんの中にはアルコールが含まれているので、ぜひ調理の加熱工程でアルコールを飛ばしてください。

料理にうま味やコクを出したり、食材の臭みを消す効果があります。そのほか食材を柔らかく調理するときなど使用します。アルコールの入っている酒も料理に使用することができますが、その場合未成年の方は購入できないので、万人に購入していただける料理酒をお勧めします。

料理酒と日本酒の大きな違いは 原材料に塩が含まれているかどうか です。塩分がふくまれている料理酒は直接飲むことができないので、お酒と明記されていても調味料扱いになります。そのため未成年の方も購入することができます。

コショウ

黒コショウと白コショウを混ぜた粉末タイプのコショウは、下味をつけるときや味を整えるときなどに使用します。あらびきタイプの黒コショウはピリッと辛く料理の良いアクセントになり味がワンランクアップします。

醤油

色付けや香りづけに使用したり、食材の臭み取りに使用する場合もあります。からしと混ぜてからし醤油にしたり、ワサビと混ぜてワサビ醤油にしたり、用途は様々です。醤油は大きく5種類にわけられ 濃口醤油(こいくち)・淡口醤油(うすくち)・溜まり醤油(たまり)・再仕込醤油(さいしこみ)・白醤油(しろ)があります。

初めての自炊をされる方は濃口醤油がおすすめです。濃口醤油は全国の醤油出荷量の約84%を占めており、一番ポピュラーな種類です。調理用としても使えますし、食事の時に味付けのちょい足しに卓上用として置いてもいいですね。まさに万能調味料です。

味噌

大豆・塩・麹がつくられる発酵調味料です。食材の風味やコクが増し、食材を柔らかくしてくれます。お味噌汁に使用するイメージが強いですが、アイディア次第で色々な料理に活躍してくれます。

例えば、半熟卵を味噌に漬ける半熟卵の味噌漬けや、豚の生姜焼きに入れてコクを出しても美味しいですね。

味噌を色で大きく分類すると 白みそ・赤味噌・淡色味噌 に分けられ、一般的に熟成期間が長くなるほど赤みの強い味噌になっていきます。地域差が大きい調味料なので、その土地にあったものを使用するといいですね。ちなみに私の住んでいる地域では淡色味噌を使用しています。地元の味が一番口に馴染みます。

酸味をつけたり、塩味を和らげる。また、食品を長持ちさせる防腐効果や殺菌に効果があります。また、ごぼうやレンコン・ウドなどアクが強い食材を酢水にさらすことで、美味しく見た目も華やかに調理することができます(あく抜き・変色予防)。

お酢は 米酢 黒酢 バルサミコ酢 みかん酢 リンゴ酢 ワインビネガー など多くの種類があり、今では調味料としてだけではなく、美味しい飲料としても販売されています。調理として使用するなら米酢が一般的です。米酢は酢の物やお寿司のしゃりに使用されたり、最も身近なお酢です。

スープの素

鶏ガラスープは鶏ベースの味付けで和洋中に使えるあっさりとした味。中華だしの素は豚や牡蠣などの複合素材がベースになっていて、しっかりとした中華のコクが特徴です。どちらもスープや野菜炒めなどに使用されます。

またコンソメは、ブイヨンに肉や玉ねぎ、にんじんやセロリなどの野菜を加えて完成したダシを加工し、家庭でも使いやすいように固形や顆粒状にした調味料です。簡単にスープが作れる手軽さと、常にストックしておきたい便利さがあります。

 

油脂

食用油脂には、サラダ油・コーン油・ごま油・キャノーラ油・バター・マーガリンなどの多様な種類があります。

サラダ油は日本農林規格が承認している植物油を使い作られている油の総称のことです。調理時にフライパンに野菜やお肉・魚がくっつかないように潤滑油として使用されたり、揚げ物の時の油としても使用されています。

ごま油は胡麻の風味が豊かなのが特徴。中華はもちろんのこと、和え物や料理の仕上げに使用したりと、用途は様々です。常備しているご家庭も多いかと思います。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか。

料理によって使う調味料は様々なので、最初のうちは何に何が合うのか判断が難しいと思います。少しずつ知ってもらえれば大丈夫なので、買い物に立ち寄った時など実際に調味料を手に取っていただき、こんな調味料があるんだと感心を持っていただけたら嬉しいです。

好きこそものの上手なれといいますから、この記事で興味を持っていただければ幸いです。

それでは、また。ありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました