この記事では、いさきの紹介・分類・別名・旬・鮮度をまとめています。
ぜひ読んでいってくださいね!
いさきの紹介
いさきとは、きれいな光沢感のある銀のウロコに磯魚ならではの磯の香りを持つ白身魚です。初夏から夏にかけての産卵期に脂がのり旬を迎え、同時期に高級食材の鯛(たい)の味が落ちていくとされているので、鯛に代わって重宝されています。また、寒い冬を乗り冷えるために脂を魚体に蓄える初冬も美味しい時期です。
身が引き締まり脂がのっているいさきは、昔から塩焼きとして有名でした。火を通すことで磯臭さが旨味にかわって、骨や皮からホロホロと身が離れやすく、ほのかな甘みも加わって絶品です。あっさりとした上品な味わいは、刺身や煮つけ・蒸し物など様々な料理に合います。
いさきは骨が硬く、ひれの先端が尖っているので料理の際は怪我をしないように十分注意しましょう。また内臓から傷んできやすいので、絞めたあとはできるだけ早く内臓を除去しきれいな状態にしておくと鮮度が保たれやすいです。
分類
スズキ目 イサキ科
別名
いさぎ・はんざこ・とび・えさき
旬
初夏の5月~6月ごろ。この時期のいさきは『梅雨いさき』と呼ばれ、最も脂がのっていて美味しい時期です。
鮮度ポイント
頭まわりのチェックポイント
目に張りがあって、透明部分が澄んでいる。
体周りのチェックポイント
腹が硬くてハリがあり、盛り上がっている。また、頭から背びれにかけての傾斜が急なものは脂が多く乗っていて美味しい。それに伴って小顔に見える魚体だとさらに美味しい。
尾の付け根部分がギュッと引き締まっているもので、肛門から尾にかけてのラインがシャープなものを選ぶと良い。
いかがだったでしょうか。
まさに、ザ・さかなって形をしていますよね。どんな料理にもピッタリのお魚です。
ご愛読ありがとうございました!
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