この記事では、あいなめの紹介・分類・別名・旬・鮮度ポイントを
解説しています。
あいなめの紹介
あいなめは体表に油を塗ったように滑っていることから『あぶらめ』と言われることもある白身魚です。脂が多くのった身は、白身魚とは思えないくらいの濃厚な旨味と甘みがあり、それでいて後味はあっさりとさわやか。舌触りもよくコリコリとした弾力がとても食欲をそそる魚です。
特に皮下部分の旨味が強いので調理は皮つきで行った方が、よりあいなめの旨味をより楽しめます。刺身にするなら河霜や焼き霜にすると美味しいです。
油との相性も良く、揚げ煮などにすると美味しさが更に際立ちます。ほかの魚と比べ比較的おろしやすい魚ですが小骨が非常に多いので、椀物や焼き物にする場合はハモと同じように骨切りが必要になってきます。
あいなめは鮮度が落ちやすく、時間が経ってしまうと独特の臭みが出てきてしまうので生け締められた新鮮なものを選ぶと、より美味しく頂けます。
分類
カサゴ目アイナメ科
別名
あぶらめ・あぶらこ・しじゅう・ねうお 他
旬
年間を通して美味しく味わえますが、産卵前期の晩春が脂がのっていて特に美味しい時期です。
鮮度ポイント
顔周りのチェックポイント
目が膨らんでいて、透明な部分が濁っていないもの。また頭が小さく肩が盛り上がっているものが美味しいポイントです。
体のチェックポイント
体表にぬめりがあり光沢があるもので、脂が多くのっているあいなめは尾の付け根や肛門付近がふっくらとしています。体の色(黄色・赤褐色・紫褐色)は住んでいる場所によって変わってくるので、味に変化はありません。
いかがだったでしょうか。絵が下手なのはご愛嬌ということでお願いします( ´艸`)
読んでいただきありがとうございました!
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