キャベツって、どんな野菜?
春キャベツ
秋に種をまき、翌年4~5月に収穫するものを春キャベツのことを指します。葉の間に隙間がありもふんわりとしていて、内側の葉まで黄緑色のきれいな色をしています。柔らかく瑞々しいので、生食に向いており、とんかつや揚げ物の横に合わせると美味しいです。
冬キャベツ
夏に種をまき、冬に収穫したキャベツのことを指します。冬キャベツは味が濃く、ずっしりと重みがあり、分厚い葉がぎっしりと詰まっています。加熱をしてもキャベツ特有のシャキシャキとした食感が残り、煮崩れしにくく、また甘くなるので鍋料理ゃロールキャベツ・ポトフなどの煮込み料理に向いています。
注目の栄養素
・カルシウム
・β‐カロテン
・ビタミンC・K・U
美味しい時期
春・晩秋~冬(11月~翌5月)
保存方法
包丁でキャベツの芯をくりぬき、軽く濡らして絞ったキッチンペーパーなどを詰め、葉が乾燥するのを防ぎます。その後、新聞紙で包んでポリ袋に入れ袋を閉じ、冷蔵保存をします。
鮮度の見分けかた
春キャベツ
芯の切り口が小さく、葉の巻きがふんわりと柔らかいものを選びましょう。また、色が鮮やかで艶とハリがあるものがいいです。
冬キャベツ
春キャベツとは逆に巻きがしっかりとしていて、ずっしりと重くかたいものがいいです。
可食部は?
キャベツの芯(2分の1にしたときに、根本部分の3角形になっている部分)以外の葉の部分を、主に食べることができます。
また、キャベツの葉っぱの太い芯(葉脈)の部分は、葉に栄養を送る道なので、うまみ成分のグルタミン酸・酵素などが多く含まれており、味が濃く美味しい部分です。かたい部分なので、細かく刻んでお好み焼きに入れたり、スープにいれても美味しいですね。
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